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                                    | 第4回 エリート課長のお相手
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                                          | 依頼者: | 奥さん(32歳)専業主婦 |   
                                          | 対象者: | 夫(36歳)大手メーカー エリート課長 |  |  |  |  |  |   
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                        | <概要> 依頼者は32歳の専業主婦で、雑誌モデルのような美ぼうとスタイルの持ち主だった。その奥さんが「夫に女がいる。調べてほしい。」と言う。
 36歳の夫とは結婚6年目。幼い息子が1人いる。夫は有名国立大卒で、大手メーカーのエリート課長だ。
 早速、尾行を開始。2週間続けたが夫は仕事漬けの毎日で、愛人がいる様子はない。奥さんにそう伝えると、「そんなはずはない」と頑として聞かない。「会社の人に教えてもらった。間違いない。」と言う。
 再度、尾行したところ、今度は高級住宅街のマンションに入る夫の姿を確認できた。たまたま忙しい2週間だったようで、その後は、週1のペースで愛人のマンションに。
 相手は、総額10万円近い高級ソープのナンバーワン。店では25歳と称しているが、実際は30歳。接待で連れて行かれた店で知り合い、夫の方が熱を上げていることが分かった。
 結局、夫婦は離婚、ソープ嬢の件が会社中に知れわたり、夫は地方の工場に左遷されたと後から聞いた。どうやら奥さんに告げ口した同僚が、会社にも密告したらしい。
 エリート街道まっしぐらで、その上、きれいな奥さんと非の打ちどころのない人生。それが仕事一筋で遊びを知らなかったせいで悪い女に引っ掛かり、出世頭で周囲に敵が多かったことも災いして、あっさりと転落。サラリーマン社会の怖さを見た。
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